アダルトサイトを徘徊しているといろいろな危険に遭遇します。
電話や手紙、はがきで金銭を振り込ませようとする、振り込め詐欺が社会問題になっています。
不正請求を行う悪質な行為のひとつですが、不正請求はインターネットの世界でも、もちろんあります。
たとえば架空請求といったものです。インターネット上の有料サイトを利用した事実がないのに、有料サイトを利用したかのような文言のメールを送り付け、メールを受け取った人をだまして金銭を振り込ませようとするものです。
一刻も早く支払い処理を済ませてくださいのような恐怖心を煽るような文言が特徴です。
アダルトサイト閲覧による不正請求や詐欺などはどのようなものでしょう。チェックしてみます。
不当請求対策
インターネットの有料サイトを利用する前に、料金・規約等について明確な説明がない、または事実と異なる説明によりクリックを促し、リンク先の画面で即座に契約完了といった内容を表示させて、金銭を振り込ませようとする行為のことです。
別名はワンクリック詐欺と言われています。
不当請求には2パターンあります。まず、無料と表示されたサイトを利用した覚えがある場合ですが、無料と表示されたサイトを利用した場合には、その登録料や利用料を支払う根拠はありません。そこの自信を確かにもってください。
利用料金等は、サイト運営者と利用者との間に発生するものであり、無料と思って利用したのですから、全く気にしなくていいのです。
アクセスしただけでは、利用料等が発生することはないのです。無料と思って利用した場合、請求者に対しては、無料と認識していたと告げれば全く問題なく、支払いを拒絶できるのです。
実際には有料と知って利用していながら、虚偽の申し立てをして支払い義務を逃れようとする悪質な利用者が出てこないとも限りません。
あくまでも正直な消費者は、不当請求に屈しないようにして欲しいものです。
有料サイトを利用したことがある場合ですが、有料サイトを利用したことがあり、そのサイトからの請求であっても、あらかじめ合意した内容の請求であるかどうかの確認をしましょう。
合意の内容がわからなければ、具体的に請求の明細などを知らせるように要求して、不当であれば、その支払いに応じてはいけません。
請求しているところが、本当に、請求権を有しているところであるかどうか、確認しましょう。
調査料や事務手数料、遅延損害金などの請求があったとしても、消費者契約法9条2号により、「年14.6%を越える金利」を払う必要はありません。
ワンクリック詐欺対策
アダルトサイトを徘徊していると、いろいろな危険に出会います。
ワンクリック詐欺の対策は、メッセージが出ても、完全に無視することです。
メッセージには、あなたの個人情報を収集しました、などの表示がでる場合もありますが、収集できるのIPアドレスや使用しているブラウザくらいで、あなたの名前や住所は収集されていません。
お金を振り込まなくても、請求がくることはありえません。
しかし、家族がそれをみて、知らないで振り込んでしまう場合があるかもしれません。
そんなときはURLコンテンツフィルタ機能を使って、ワンクリック詐欺サイト自体を閲覧できないようにするという方法もあります。
ただしセキュリティソフトに含まれるURLコンテンツフィルタは、性能があまりよくないため、i-フィルターなどの専用ソフトを使うのがおすすめです。
結論をいえば、ワンクリック詐欺は無視するに限ります。
そもそも自動で登録させるシステム自体が違法です。クリックした時に登録完了などと表示されるのを見ると、登録されたと感じるでしょうが、それは登録したと錯角させているだけなのです。
初心者を狙った卑劣な手口で、閲覧者を不安にさせているだけなのです。本当にお金を振り込ん来るのを待ちかまえているだけです。
くもが巣をつくって、そこにひっかかってくる虫をまっているのと同じです。
単にサイトにアクセスしただけなので、登録とアクセスは全く違います。
実際には会員登録などは、されていません。請求がきても、身に覚えが場合は無視で大丈夫です。
連絡も不要で料金の支払う必要もなしと言うよりもしてはいけません。
仮にも連絡をとってしまうと、口車に乗せられたり、脅迫されます。
相手に連絡をしてしまったときは警察に被害届けや国民生活消費者センターへ届けましょう。
必要とあれば弁護士に相談しましょう。
メールアドレスの変更や携帯でしたら電話番号の変更もしておきましょう。払う必要はありません 。
ワンクリック詐欺のページには登録完了しました、だの、入会金払ってくださいと書いてあるだけです。
実際にお金を振り込んで来る人を待っているだけです。そして、連絡は不要と言うより、しては駄目です。
確認の為であろうとも、そこのメールアドレスへは連絡をしては、いけません。
相手が使い捨てのできるフリーメールであるなら、なおのことです。
連絡すると個人情報引き出そうとしてきます。カモリストに載ってしまいます。
仕掛けやトラップ
アダルトサイトを徘徊しているといろいろな危険に遭遇します。
アダルトサイトを訪れたことのある人も少なくないでしょう。もちろん、優良なアダルトサイトというのもあります。
つまり、趣味だけに留まっているようなものです。
しかしながら、中にはトラップや仕掛けを忍ばせている悪質なWebページを用意し、ダイヤルアップの接続先を変更するソフトウェアをダウンロードさせるサイトもあるのは事実です。
画像ファイルのように見せかけて、ダイヤルアップを変更するソフトをダウンロードさせるなど、いくつかの手口があるのです。実際には素人には全く見抜くことも出来ないのです。
もちろん、ダウンロードしたファイルを実行しなければ被害にあうことはないのですが。
それに、ほとんどのユーザーがこのことを知っているため、なかなかダウンロードしてくれないので、年齢認証などにみせかけて、18歳以上ですかといったダイアログボックスを表示させ、OKボタンをクリックした瞬間に、自動的にインストールしてまうWebサイトも存在するのです。
これは誰しもが引っかかってしまうかもしれません。
このようなサイトでも、ダイヤルアップ先変更プログラムに関する利用規約及びプログラムの使用許諾書といった記述があるはずです。
サイトのバックグラウンドが白色であれば、文字は薄い色を用いていたりします。
さらには、Webページの一番下にヒッソリと書かれていたりするのです。つまりユーザーが気づきにくいようにしているわけです。
もちろんアダルトサイトのすべてが、このようなトラップともとれる仕掛けをしているわけではないが、注意する必要はあるのではないでしょうか。
素人にはとても見抜けないような仕掛けやトラップがあちらこちらに配置されているのがアダルトサイトなのです。
このように素人が、どんどんクリックしていくと、ウィルス・スパイウェア・ブラクラ・ワンクリック詐欺・不当請求等々インターネットのネガティブなものはほとんどそろっていますから、どこかでつかまってしまいます。
セキュリティー設定だけでかなりの危険性が減らせます。この設定が中以下だと、様々な危険に遭遇する可能性があります。
まずは、セキュリティ対策方法の一覧です。尚、セキュリティソフトは、ウイルス・スパイウェア対策機能だけでなく、フィッシング詐欺、不正アクセス対策などの機能もついた統合セキュリティソフトを指しています。
セキュリティソフトをインストールすると、大抵の危険から守られるといえます。
個人情報の抜き取り
今、アダルトサイトなどを閲覧すると、有料サイトといって会員になるという流れに入ってしまうことがあります。
そこで気をつけないといけないのが、フィッシングと言って、個人情報の抜き取りではないでしょうか。
フィッシングといっても魚釣りではなく、Phishingとつづります。フィッシング詐欺とは、実在の銀行・クレジットカード会社やショッピングサイトなどを装ったメールを送付し、そこにリンクを貼り付けて、その銀行・ショッピングサイトにそっくりな罠のサイトに呼び込み、クレジットカード番号やパスワードなどを入力させてそれを入手してしまうという詐欺です。
個人情報の抜き取りであるフィッシング詐欺の対策を行うには、いくつか方法があります。
1つ目の方法は、フィッシング詐欺サイトかどうか教えてくれるようなセキュリティソフトを導入することです。
例えば、Nortonのセキュリティソフトは、サイトを開くたび個人情報の抜き取りであるにフィッシング詐欺サイトかどうか判別できるため便利です。
2つ目の方法は、コンテンツフィルタソフトを使います。
コンテンツフィルタソフトとは、アダルトサイトや自殺サイトなどの有害なサイトをブロックするソフトです。
これにより個人情報の抜き取りであるフィッシング詐欺サイトのようなサイトもブロックすることができます。
ただし、セキュリティソフトに含まれるコンテンツフィルタは、機能があまりよくないため、i-フィルター等のコンテンツフィルタ専用のソフトを使ったほうが安心できます。
3つ目の方法は、迷惑メール対策機能によって、個人情報の抜き取りであるフィッシング詐欺のアドレス(URL)が書かれたメールを排除する方法です。
個人情報の抜き取りであるフィッシング詐欺は、詐欺サイトのURLが書かれたメールを受け取ることから始まります。
メールを無視することにより、個人情報の抜き取りであるフィッシング詐欺を防止できます。
また、安易にメールを信用しないことです。簡単にリンクをクリックしないことなのです。
送信者を偽ることは簡単にできるし、メールアドレスさえわかってしまえば、一人の悪意ある人間が何万通でも簡単にメールを送信できてしまいます。
たとえばCitibankから口座の更新期限が迫っていますというメールが来たならば、メールのリンクをクリックするのではなく、こちらでWebブラウザを開いてブックマークなどからCitibankのサイトにアクセスし、そのような事実があるかどうか確認するのです。
まとめ
アダルトサイトによる請求や詐欺には自身のセキュリティチェック、さらにスキルを磨き絶対に引っかからないようにすることです。